[メイン2]
マンハッタンカフェ :
会長とリトルバードを見送ったのち、一通りエントランスを調べたものの…
これといって収穫は無し、といったところで。
[メイン2] アグネスタキオン : となれば、次に足を向ける先は当然、1階廊下となるわけだ。
[メイン2]
GM :
突き当りのドアの前に【遺体】がある。
あたりは血の海になっており、いまだ異臭が残ってる。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「………………。」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「改めて見ても、酷い有様だね」
腕を組み、神妙に言う。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………」
沈黙を同意に代える。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……みなまでは聞きません。……"目につく場所、全部"……でしたよね。」
[メイン2] アグネスタキオン : 「カフェは見なくてもいいよ。感受性が強い君には少しばかり”酷”だろうからねぇ」
[メイン2] アグネスタキオン : 私にとってはこんなものタンパク質の塊にすぎない、なんて言うわけじゃないけどもね。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……ありがとうございます。」
現実の凄惨な光景には流石に慣れないと言った様子で素直に引き下がる。
[メイン2] アグネスタキオン : 【遺体】の横に……血が出来るだけ付かないように……かがみこみ、検分を始める。
[メイン2] アグネスタキオン : というわけで何か振れるか聞きたい
[メイン2] GM : 遺体を調べるならSANcが入りますが…
[メイン2] アグネスタキオン : ウマ娘には後には引けない時があるんだよ!
[メイン2]
GM :
【遺体】
見るも無惨な串刺しになっている。SANc(1/1D6)
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=30 (1D100<=30) > 32 > 失敗
[メイン2] アグネスタキオン : 1d6 うおおおおおおおおお (1D6) > 4
[メイン2] アグネスタキオン : 耐えたぞ……!
[メイン2] GM : タキオンが遺体をよく見ると男はメモを握りしめていることがわかる。
[メイン2] アグネスタキオン : 丁寧に手を開かせてメモ取って見てみよう
[メイン2]
GM :
≪金釘流の手記③≫
---------------------------------------------------------
今もまだ、何が起こっているのか理解できない。
ここがあの凶悪な殺人事件が行われた家だという事はわかっている。
だがなぜ私が、この家にいるのだろうか。
おそらく私も、もうじき無残な死体になってしまう。
だから、私のように迷い込んでしまった者がいたならば、
その時こそ謎が解けるように私の見聞きした事を書き記しておこう。
この手記を見つけた君へ。
どうか彼女を助けだしてくれ。
---------------------------------------------------------
[メイン2] アグネスタキオン : メモの裏や遺体には他にはなにも?
[メイン2] GM : <アイデア>と<医学>を振れますね
[メイン2] アグネスタキオン : 振ろう
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=90 アイデア (1D100<=90) > 8 > スペシャル
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=90 医学 (1D100<=90) > 35 > 成功
[メイン2] GM : 血の跡はドアの向こうに続いている。ドアの向こうから逃げてきたようだ。
[メイン2] GM : 男の体に空いた無数の穴は人間にはとうてい不可能なものだと分かる。SANc(0/1d2)
[メイン2] アグネスタキオン : どこのドアかな……?
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=26 ぐっ……うおおおお (1D100<=26) > 88 > 失敗
[メイン2] マンハッタンカフェ : おそらく正面の『部屋』でしょうか…
[メイン2] アグネスタキオン : 1d2 (1D2) > 2
[メイン2]
GM :
そうですね
正面の部屋です
[メイン2] アグネスタキオン : なるほむ
[メイン2]
アグネスタキオン :
遺体から顔を上げる。
背中を向けたまま喋りだす。
[メイン2] マンハッタンカフェ : …………タキオンさん…
[メイン2] アグネスタキオン : メモと、死体の状況について……過不足無く話せたかはあまり自信が無い。
[メイン2] アグネスタキオン : 「……これは、ジャバウォックとやらの仕業かな」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……断定はできませんが…状況証拠から見て、そう考えるのが妥当かと」
[メイン2] アグネスタキオン : 「そして、メモ。どうやらこれは一部のようだね」
[メイン2]
アグネスタキオン :
どこかに続きがあるのだろう、とここまで話してようやく振り返る。
多分そろそろ顔の血色も戻っているだろう。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……はい。どうやら、"見聞きした事を書き記して"いる部分が他にある…と、そう語っているように思えます」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………その……ありがとうございます。」
振り返ったタキオンに、少し俯き気味に。
……彼女もまだ、私と歳が変わらない学生だというのに。
[メイン2] アグネスタキオン : 「……何か感謝される謂れがあったかな? クックック……”どういたしまして”とは言っておこう」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「着せられる恩は、着せる方が有益なのだから!」
大げさに腕を広げる。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……。……どちらかといえば、普段は恩よりも迷惑の方を被っている気もしますが。」
[メイン2] アグネスタキオン : 「私としては、薬液の方を被ってほしいものだ!」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……御免被りますね。」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 少し笑みがこぼれる。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「アーハッハッハ!」
釣られてたか釣られずか笑う。
[メイン2] アグネスタキオン : おかげで、調子が戻ってきた気がするよ。
[メイン2] アグネスタキオン : ……感謝は言うまい。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
……私に気を遣わせまいと、空元気も混じっているのでしょうけど。
……それを分かっていても、私が応えなければ…タキオンさんに失礼です。
[メイン2] アグネスタキオン : 「……さて、次だ。時間は有効活用しないとね」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……はい。向かうところなら、どちらへでも」
[メイン2] アグネスタキオン : 次は……部屋に行ってみようか
[メイン2]
GM :
奥の部屋のドア
鍵がかかっているようだ。
だが肝心の鍵穴は見当たらない。
<聞き耳>を振れますね
[メイン2] アグネスタキオン : 聞き耳忘れてた🌈
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……初期値は25です。
[メイン2] マンハッタンカフェ : ccb<=25 聞き耳 (1D100<=25) > 59 > 失敗
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=25 ウマ耳 (1D100<=25) > 13 > 成功
[メイン2] マンハッタンカフェ : !
[メイン2] アグネスタキオン : !
[メイン2] GM : 獣じみた荒い呼吸音と、部屋を歩き回る足音がする。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「おっと……」
耳をくっつけていた扉から頭を離す。
ウマ耳をどうくっつけていたかって?自分で想像したまえよ。
[メイン2] アグネスタキオン : 「”いる”。こっちはやめておいた方がよさそうだ」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……!」
聞いて、少し身構え直す。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「彼について詳しく知れそうだったんだけど。今は入らない方がいいね」
死体に一度視線を送る。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……わかりました。……むしろ、この部屋に閉じ込められている…とすれば、好都合ですが。……え?」
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……先ほど見た死の際の光景が蘇る。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……誰かが……鍵を、かけた…?」
[メイン2] アグネスタキオン : 「……ちなみに。中にいるのは、獣のように聞こえたよ」
[メイン2] アグネスタキオン : 死の際……彼は、確かに扉を開けて出てきていたが……
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……獣」
ここまで凄惨な傷跡を鑑みれば…納得できる。
[メイン2] アグネスタキオン : 「鍵については……今は後回しにしておこう。考えても答えは出ない」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……そうですね。…とすれば…」
[メイン2] アグネスタキオン : 「ひとまず、リビングを調査しよう」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 頷きを返し、タキオンの後ろにつく。
[メイン2]
アグネスタキオン :
会長の帰りが遅い……物音も聞こえないから、会長のことだ。
あちらはあちらで行動しているのだろう……
……リビングへ向かう。
[メイン2]
GM :
洋風のリビング。毛足の長いラグが敷かれ、【長机】が置かれている。
壁には【絵画】がかけられており、部屋の隅には【本棚】もあるようだ。
[メイン2] アグネスタキオン : 「どうにも。他所のお家を物色するのはインモラルな気分になるね。こういう時でも無ければ、素直に楽しめたんだがねえ」
[メイン2] アグネスタキオン : 言いながら、本棚へ向かう。
[メイン2]
GM :
【本棚】
本の間に血まみれの手記が挟まっている。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……こういう時でなくても、インモラルな気分を楽しまないでください」
渋々といった感じで長机の方へ。
[メイン2] アグネスタキオン : 本棚に技能を振れないなら手記を確認!
[メイン2]
GM :
≪金釘流の手記≫
---------------------------------------------------------
これは残忍かつ度し難く奇妙な事件だ。
すでに事件に関わった者が全て死んでおり、我々は想像する以外に道はない。
確かな事を記していこう。
男は女性達を攫い殺害した。
家の裏手からは6人の女性の惨殺死体が発見されている。
だが警察が現場に、この家に到着したとき、犯人自身も惨殺死体として見つかったのだ。
一体だれが犯人を殺したのか。いや、何が殺したのか。
あんな殺し方は到底人間にはできないだろう。
---------------------------------------------------------
[メイン2] GM : タキオンは<アイデア>を振れますね
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=90 (1D100<=90) > 38 > 成功
[メイン2] GM : 数日前から世間を騒がせていたニュースだと気が付く。
[メイン2] アグネスタキオン : (畳みかけて申し訳ないけど、カフェの長机に関してもよろしくね。)
[メイン2] マンハッタンカフェ : (……あ…お気遣いありがとうございます。)
[メイン2] マンハッタンカフェ : では…改めて【長机】を確認します。
[メイン2]
GM :
【一枚板の長机】
冷たくなった二人分の食事。ビーフシチューのように見える。
<目星>または<聞き耳>を振れますね
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……聞き耳はないので、目星で
[メイン2] GM : どうぞ!
[メイン2] マンハッタンカフェ : ccb<=85 目星 (1D100<=85) > 61 > 成功
[メイン2] GM : 食事からは饐えた臭いがする。
[メイン2] マンハッタンカフェ : (……ここの二人家族のものでしょうか。……しかし、その割にはどうも…)
[メイン2]
アグネスタキオン :
「そんなにシチューが気になるかい?お腹がすいたのかな?」
ひょこっと手記を片手に出てくる。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……違います。」
少しむっとした顔でそれを出迎える
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……それに、これ…腐ってしまっているようですし。……そちらは?」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「先ほどの手記の、一部だね──」
内容を語る。
[メイン2] アグネスタキオン : 「──どうやら、これは現実の事件と繋がっているらしい」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………なるほど」
口元に手をついて少々考え込む。
……まるで、私たちの巻き込まれた事件が現実のものではないようなタキオンの口ぶりも…少々気になりはしたが。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「ほか。気になるものは……」
考え込むカフェに横顔を向けて、【絵画】に目をやる。
[メイン2]
GM :
【肖像画】
三十歳くらいの美しい美男美女が描かれている。
女性は外国人らしく、髪は見事なブロンドだ。
<目星>を振れますね
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=90 目星 (1D100<=90) > 73 > 成功
[メイン2] GM : 額縁に文字が彫ってあるのがわかる。
[メイン2] アグネスタキオン : 見よう
[メイン2]
GM :
≪夫婦の肖像の暗号≫
---------------------------------------------------------
『彼のものは裏切りの短刀で体を切り裂かれた』
---------------------------------------------------------
[メイン2]
アグネスタキオン :
「何か書いてあるようだ」
絵画に近づき、文字を覗き込む。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……?」
同じようにして、タキオンの肩のあたりから覗き込む。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「『彼のものは裏切りの短刀で体を切り裂かれた』……何の暗号だろうか?
ブランコの件と言い。この館には詩人が住み着いているらしい」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……だとすれば、ずいぶんと猟奇趣味の変人の詩人の方みたいですね。」
[メイン2] アグネスタキオン : 「まあ。詩人って言うのは得てして特異な感性を売りにしている連中だからね」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………」
否定はできない。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「そう……雨の窓に、子猫を描くとかね」
人差し指を立てる。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………………………」
[メイン2] アグネスタキオン : 「アーッハッハッハ!実にかわいらしいものだと思うよ?」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………可愛らしくて結構です。……次に行きますよ」
拗ねるようにすたすたとキッチンへ歩みを進める。
[メイン2] アグネスタキオン : 待ってくれよ~!と後を追う。
[メイン2]
GM :
キッチンは散らかっており、汚れた食器が積み重なっている。
隅には【冷蔵庫】と【収納棚】があるようだ。
[メイン2] アグネスタキオン : 「”シンパシー”を感じるね。私の研究室に似ているよ」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……あと3人見つかればもっと速く走れるようになりそうなものですが」
そんなところでシンパシーを感じないでください。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
……SANの小さいタキオンさんに冷蔵庫を調べさせたくはありませんが…
シチューの件もあってあまり気乗りしませんね…
[メイン2]
アグネスタキオン :
要介護ウマ娘
私が冷蔵庫を見ただけでどうにかなるわけがないだろう!
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
………………
では【収納棚】を…
[メイン2] アグネスタキオン : さあ。【冷蔵庫】行こうか
[メイン2]
GM :
【収納】
缶詰や洗剤が置かれており、間にメモが挟まっている。
[メイン2]
GM :
【冷蔵庫】
女性の首が六人分入っている。SANc(1/1d4)
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……これは…」
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=24 (1D100<=24) > 66 > 失敗
[メイン2] アグネスタキオン : 1d4 (1D4) > 2
[メイン2] マンハッタンカフェ : …とりあえずメモを見ます
[メイン2] アグネスタキオン : …………冷蔵庫に振れる技能はあるか聴こう……
[メイン2] GM : タキオンは<目星>と<医学>を振れますね
[メイン2]
GM :
≪金釘流の手記②≫
---------------------------------------------------------
この事件の犯人の家庭環境も謎が多い。
犯人の母親・アリスはイギリスの田舎町の出身だと聞く。
父親はオカルト関連の調査に熱心だった大学教授で、
その調査中にアリスと知り合い結婚した。
この父親は十年前から失踪しているそうだ。
何かがきな臭い。
---------------------------------------------------------
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=90 目星 (1D100<=90) > 33 > 成功
[メイン2] アグネスタキオン : ccb<=90 医学したらまたSANcしそう (1D100<=90) > 86 > 成功
[メイン2]
GM :
女性はみな金髪であることが分かる。
また、首は鋸のようなもので切断されているが、切り口は整っている。死後切断されたようだ。
[メイン2]
アグネスタキオン :
バタンッ
一瞬で閉めた。
[メイン2] アグネスタキオン : ……幸か不幸か目に焼き付いた。
[メイン2] マンハッタンカフェ : その音にびくり、と反射的に振り向く。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……タキオンさん…?」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「おおよそのところ。カフェの予想通りと思ってくれ」
冷蔵庫を背に振り返る。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………。」
[メイン2] アグネスタキオン : 冷蔵庫を開けさせないという意思表示はそういうことである。
[メイン2] アグネスタキオン : 「人の心理とは、時に解しがたいね……」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………その」
心配からか、内省からか…思わず漏れる。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……ええと。うまく言えませんが……その。私は……大丈夫ですから。」
「……あまり、一人で全部抱え込まないように…してください。」
[メイン2] アグネスタキオン : 「……」
[メイン2] アグネスタキオン : 「思うのだよ、カフェ。この世界にはたった一つだけ、事実があるが……」
[メイン2] アグネスタキオン : 「その解釈は、人それぞれ。個々人の持つ基準系によるものだと」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 中庭での詩の話を少し思い出す。
[メイン2] アグネスタキオン : 「例えば。君の見ている”お友達”は私には見えないが……君はそれを確信している」
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……こくん。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「故に。残酷な”事実”があるのならば……
受け止めるべきなのは、それを残酷と思わないような人物なのだと」
[メイン2] アグネスタキオン : 「カフェは少し、情が深すぎる。私にとっては小石の重さでも、君にとっては大岩にもなるだろうさ。君に背負わせるのは非合理だ」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……」
視線が下に逸れる。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………ですが…」
[メイン2] アグネスタキオン : 「うん?」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……確かに、タキオンさんの主張は筋が通っています。……でも」
「私は知っています……タキオンさんだって、決して情のないウマ娘…なんてわけじゃあないってこと」
[メイン2] アグネスタキオン : 今度はこっちが視線を逸らす番だった。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……タキオンさんのことを全て理解している、なんて言えませんが…それでも、自分の信念のために時に情熱的になり、泥臭く努力しているじゃないですか」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……だから、もう少し自分を労ってあげてください。」
「たとえ大岩でも……お友だちとなら、乗り越えられますから。」
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……うまく言えませんが、と付け足す。
[メイン2] アグネスタキオン : 「…………本当は」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「怖かったよ。遺体を見るの、とか。あまつさえ、その死因まで観察するだなんて」
溢すように
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………はい。」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「冷蔵庫の中にもあったよ。人の首が、並んでいた」
少したどたどしく、その様子について話していく。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
ごめんなさい、という言葉が出かかったが…
謝罪をしたかったがために諭したわけじゃない、と思い直す。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……はい。」
[メイン2] アグネスタキオン : 「……こんなことを話しても仕方ないと思っていたものだけれど」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「案外、楽になるものだね」
僅かに笑みを浮かべる。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……前からそうです。熱中すると、すぐ周りが見えなくなるんですから」
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……私はちゃんと、ここにいますよ」
静かな笑みを返す。
[メイン2] アグネスタキオン : 「うん……」
[メイン2] アグネスタキオン : 「もう、分かる」
[メイン2]
アグネスタキオン :
”信じられる”ではなく、”確かめる”が大切なのだと偉大な物理学者は言ったらしい。
……今まで何となく茫洋と隣にいると思っていたカフェが、今はちゃんと傍にいると確信している。
[メイン2]
アグネスタキオン :
……ほんの少しの認識の違いで、どうしてこうも心拍が落ち着くのか。
過去に学ぶのは大切だね……
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………。」
少しずつ落ち着きを取り戻すタキオンの呼吸音を観察しながら。
[メイン2] アグネスタキオン : 「カフェよ」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……?」
[メイン2] アグネスタキオン : 「あまり、私に注意を払われても……照れてしまうよ」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………っ」
[メイン2] マンハッタンカフェ : ぱ、と飛び退く。
[メイン2] アグネスタキオン : 呼吸までじっくり観察されている感があった。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………別に、そんな趣味はありません。タキオンさんじゃないんですから」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 顔の前に片手を遣って、恥ずかしさを隠すように。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「……アーッハッハ」
まあ……言われてみれば。私がいつもやっていることか。
[メイン2]
アグネスタキオン :
今、まじまじと思い返すと、いやに恥ず……
いやいや。私のは実験行為だから認可される。何かに。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「まあ。私に気を遣うなら、今度被検体になってくれたまえ(^^)」
大げさな身振りで。
[メイン2] アグネスタキオン : 「ああ、カフェは普段はどうにも当たりが強い。考えてみれば、この上ない機会じゃないかっ!」
[メイン2]
アグネスタキオン :
さあ!どんな薬がいい!試験薬α-ζまで完備しているのだようんぬんかんぬん……
捲し立てていく。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………そっ……それとこれとは別の話です……」
少したじろいで、逃げるように泳がせた視線に扉が入る。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………あ。…すみません……その、ちょっと…手洗いに。」
「……調子が戻ったのなら、そこで少しの間大人しく待っていてください。」
[メイン2]
アグネスタキオン :
「なんだ、残念」
大人しく、すっと身を引く。
[メイン2]
アグネスタキオン :
「言っただろう?どうせ気を遣うなら被検体になってくれ、と。
気遣いは不要さ」
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……わかりました。……ではまた、奇跡的にその気になった時にでも」
[メイン2] マンハッタンカフェ : そう言い残し、トイレではなく洗面所の方へ。
[メイン2]
GM :
洗面所の鏡は割られており、赤い文字が書きなぐってある。
『Lacie ordered me to kill her !!!!!』
<目星>を振れますね
[メイン2] マンハッタンカフェ : (……おや。部屋を間違えましたか……ッ!?)
[メイン2] マンハッタンカフェ : ccb<=85 目星 (1D100<=85) > 54 > 成功
[メイン2] GM : 化粧品棚には精神安定剤が置いてある。
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「…………」
とりあえず、ゆっくりと瓶を手に取る。
焚き付けるような文字に目を奪われ、心臓の鼓動が徐々に早まる。
[メイン2] マンハッタンカフェ : (『レイシーが彼女を殺すように命令した…!!!!!』)
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
「……」
おそるおそる、隣接する浴室のドアの隙間を覗き見る。
[メイン2]
GM :
ドアを開けると腐敗臭が漂ってくる。
バスタブには赤黒い液体が溜まっている。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「…………!!?」
[メイン2] マンハッタンカフェ : ちら…とキッチンの方を振り返るも、すぐに意を決し…息を止めて、浴室に入って観察する。
[メイン2] GM : バスタブに赤黒い液体が溜まっていることしかわかりませんね
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……技能はどうでしょうか…?
[メイン2] GM : <アイデア>を振れますね
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……ううん、先に栓を抜いてみましょうか
[メイン2] GM : 栓を抜いて赤黒い液体を流すと、カラカラと何か小さな金属が流れていく音がした。
[メイン2] マンハッタンカフェ : 「……えっ」
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……取り出せるでしょうか…?
[メイン2] GM : 取り出せますね
[メイン2] マンハッタンカフェ : ……では、そうしてみましょう
[メイン2] GM : 赤黒い液体の中から地下室のカギを見つける。
[メイン2] マンハッタンカフェ : (……う……鍵…ですか。例の部屋には、鍵穴はなかったはず…ですが)
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
…他に何もなければ部屋を出ましょう
アイデアは同じものでしょうか
[メイン2] GM : そうですね
[メイン2] マンハッタンカフェ : わかりました…
[メイン2]
マンハッタンカフェ :
扉を閉め、はぁ…っ、と息を吐き出し…
そのままキッチンに戻ったあたりでみなさんと合流しましょう